映画の脚本を書いて、ひとりの女の子と出会った話。
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28:名無しNIPPER[saga]
2024/08/15(木) 16:52:29.18 ID:e+s7r/2n0

「そんな大した理由はないですよ」
それとなく彼女は窓の外に視線を移した。

「何となく、背伸びしてみたかったんです」

「背伸びって?」

「んー」
彼女はちょっと悩んだような声を出していた。

「きっと、引っ込み思案な自分を変えようって思ってたんですよ。

あの時は、地元から抜け出せば何かが変わるかなって勝手に思ってました。
でも、そんな単純なものではなかったんですよね」




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