映画の脚本を書いて、ひとりの女の子と出会った話。
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106:名無しNIPPER[saga]
2024/09/13(金) 01:44:33.19 ID:weXThE3b0
「……誰かに見つかったらどうするんだ?」
呆気にとられた俺は、思わず彼女の方を見つめた。
「それはその時にまた考えましょう」
けれども、ヒツジは特に気に留める様子もなかった。
「それに、わたし達なら大丈夫ですよ、きっと」
それは何の根拠もなかったけれど、
俺はどこか腑に落ちた気分になった
「さあ、行きましょう」
それから、彼女は俺の手を引いて歩き出した。
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