44:名無しNIPPER[sage]
2024/10/29(火) 17:58:24.06 ID:L3y+UHGKO
「………ん…………ルビィ…?」
善子が僅かに身じろぎをした後ルビィの姿を認め、ゆっくりと身体を起こした。
「……泣いてるの?」
善子は俯いたままのルビィを抱き寄せて頭を撫でる。
「大丈夫、大丈夫よ。きっと何とかなるから…」
善子の体温を意識しながら、ルビィは自分の頭の中にある恐ろしい考えが形作られていくのを感じた。
さっきの話は─本当に…本当なんだろうか?
もしもあの血が、誰かを襲って付いた物だとしたら──?
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