斉木(『コロシアイ学園生活を阻止する』)苗木「お待たせ、3スレ目だよ!」
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10: ◆Ic.LE96SVyFn[saga]
2024/08/07(水) 00:50:24.37 ID:5lGzuvBho
苗木「一触即発? そんなの偶然だよ! 偶然!」

霧切「果たしてそうかしら。これまで起きた2つの事件は、どちらの犯人もいつ人を殺したっておかしくない精神状態だったわ」

苗木(確かに……ボクを刺した時の舞園さんは、脱出願望が強くなってた上に軽いパニック状態だだったし)

苗木(大和田クンはモノクマから動機を提示された直後で、石丸クンにもコンプレックスを刺激されて怒りに我を忘れていた)

苗木「でも、不二咲クンは打ち所が悪いとあのまま死んでたかもしれないんだよ! 霧切さんも看病したから知ってるよね?」

霧切「そうね。犯行当時、大和田くんが衝動のままに不二咲くんを殴打したことの裏付け……と受け取って構わないでしょう」

霧切「だとしたら、他に不自然な点が浮かび上がるわ。……不二咲くんが快復したことよ」

霧切「通常、頭部を殴られたら脳に何らかの後遺症が生じてもおかしくない。けれど目覚めた後の不二咲くんは、どこにも異常が見られないわ」

苗木「それは違うよ! 脳には異常が無くても、不二咲クンは今だって車椅子で過ごしてるじゃないか!」

霧切「あれは数日間も昏睡状態に陥っていたことによる筋力低下よ。軽いリハビリを行えば普通に歩けるようになるわ」

苗木(そ……そこまでは考えてなかった……)


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