41: ◆b0/EDFEyC136[saga]
2024/08/13(火) 22:30:13.47 ID:2p4nH+yH0
シルフィー「ぱ、パピヨンさん……!!!」
パピヨン「うわっ!ちょ、シルフィー……!」
トレセン学園に戻って早々、シルフィーがぎゅうっと抱き着いてくる。油断していたせいでちょっと苦しいし、恥ずかしい。
シルフィー「わ、私見てましたよ!テレビで、み、皆と応援しながら……!い、一着を取ったとき、ほんと感動で泣いちゃって……!」
パピヨン「おっけ、おっけ!分かったから……うんありがとうね、シルフィー」
……そんなに喜んでくれるなんて思わないでしょ。もう何日か経ってるってのに、優しいねシルフィーは。
ライム「――はい、見ていましたよパピヨンさん。ドバイゴールデンシャヒーン、おめでとうございます!」
抱き着いて離れないシルフィーをよしよしするアタシに、ライムが話しかけてくる。
――普段の様子、普段の言葉遣い。けれど分かる――隠せないほどの闘争心、メラメラと燃えるオーラがライムから出ているのを。
パピヨン「どう?ドバイダートの電撃戦を制したアタシは――ライバルとして十分?」
ライム「ふふ、パピヨンさんは何時だってライバルとして最高です!けど今の貴女は――もっともっと最高です!」
より強くなった貴女と戦える日が来るのが楽しみです!と、笑いながら言うライム。ほんっとこのウマ娘は……天然物の戦闘狂め。
パピヨン「……ふふん、その余裕アタシがぼこぼこにしてあげるから覚悟しといてよね」
シルフィー「ぐす、パピヨンさぁん……」
パピヨン「あーもーそんなに嬉しかったの!?は、恥ずかしいんだけど!?」
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