251: ◆b0/EDFEyC136[saga]
2024/10/06(日) 21:03:02.70 ID:WWIxNlds0
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パピヨン「――っやぁああああああああああ!!!」
夏合宿を終え、パピヨンの走りにはますます磨きがかかっていた。存分に鍛え上げられた足腰は力強く、小さな体躯からは想像もできない瞬発力。
――あとはこの走りを持続できるかどうか。そしてどれだけ――パピヨンに気持ちよく走ってもらえるか。
『よし、じゃああと一本走ったら休憩にしよう。パピヨン』
パピヨン「ふぅううう……ん、オッケー!」
その返事とともにパピヨンはまた勢いよく駆けて往く。手元のストップウォッチを見ると……うん、やはり明らかに速くなっている。
『…………』
……もっともっと頑張ろう。あの日、想いを告白してくれた彼女に呆れられないように、精一杯尽くそう。
…………九月だというのにまだまだ蒸し暑い。12月までまだまだ時間はあるが――油断すると一瞬だ。
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