243: ◆b0/EDFEyC136[saga]
2024/10/06(日) 17:14:22.18 ID:WWIxNlds0
ライム「シルフィーさんどうしましたか?急に呼び出したりして……」
――夏合宿もあと少しというある日。シルフィーさんにLANEで連絡を受けて待ち合わせ場所に向かいました。何かレースごとで相談でしょうか……?
シルフィー「す、すみませんライムさん……その、実はちょっとお話したいことが……あ、マンティさんも呼んでます」
マンティ『――あ、こ、こんばんはライムさん』
シルフィーさんが持っているスマホの画面にはマンティさんの顔が映っていて、私が来たのを確認すると慣れない笑顔で笑ってくれました。
ライム「マンティさん!マンティさんも呼ばれてたなんて……あ、その脚は大丈夫なんですか?」
マンティ『は、はいぃ。そろそろトレセンに復帰しても大丈夫とお医者さんにも言われましてぇ……そ、その。リハビリの成果が想定よりも早く出たみたいで……』
ライム「本当ですか!?じゃあもうレースにも……?」
マンティ『い、いえいえ!トレセン学園で、またもう少しトレーニングを重ねてからになりますけど…………はい。それが終われば、レースにも……』
ライム「――――!」
――マンティさんがレースに戻ってくる。ようやく、ようやくトレセン学園で……彼女と!これはパピヨンさんにも知らせてあげましょう……!
……あれ、そういえばパピヨンさんがいませんね……?
ライム「シルフィーさん。パピヨンさんは呼んでいないんですか?」
シルフィー「そう!そうなんですよライムさん!今日はその……パピヨンさんについてお話がありまして」
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