171: ◆b0/EDFEyC136[saga]
2024/09/14(土) 00:25:36.11 ID:pdQNYH3+0
シルフィー「はぁ、つまり……その。パピヨンさんのお友達が……?」
パピヨン「そ、そう!アタシの友達がね!?好きな人の顔も見れなくて声聞くとドキドキしちゃってすぐに逃げちゃうんだって!」
ど、どうすればいいかなぁ!と、アタシはシルフィーに尋ねる。
……こ、これならばれないよね?た、多分……。
シルフィー「…………ふふっ」
パピヨン「!?」
わ、笑った!シルフィーが笑った!?ば、バレた!?
シルフィー「ご、ごめんなさい……!ふふふっ……!んっ、こほん。切り替えます」
笑いを止めるように咳ばらいを一回。そしてシルフィーはアタシの方をじーっと見つめてきた。
シルフィー「……とりあえずそのお友達に、素直になるようにおっしゃったどうですか?」
パピヨン「はっ!?す、素直とか……い、意味わかんないけど!?その子はずっと素直ですけど!」
シルフィー「……どうですかね?」
あー!あー!ニヤニヤ笑ってる!や、やっぱこれバレてる……!?
シルフィー「でも、そうですねぇ……パピヨンさん――じゃなくて、そのお友達の悩みなんでしたら、私も力になりたいですけど……」
パピヨン「!!!」
シルフィー「そんなにもその好きな人にぞっこんだと、色々と大変ですよね。きっと」
パピヨン「そうそうそう!そうそうそう!」
シルフィー「…………えぇっと」
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