『仮面ライダーW』翔太郎「安価とコンマで依頼を解決する」『安価&コンマ』
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78:ノベルドーパント[saga]
2024/07/06(土) 10:40:26.57 ID:tfQRhupw0

その依頼者は、まさに『中学生になったばかり』という印象を受けた。何というか、新入生によくある「制服に着られてる」って感じだ。それでもその思い詰めたような表情からも、彼に『何か途轍もない事が起ったのだ』と言う事が分かる。

俺はその依頼者──「野比のび太」くんを事務所の奥へと案内し、彼から詳しい事情を聞く。彼は最後の最後まで話す事を躊躇っていたが、やがて勇気を出すように言葉を絞り出すように、依頼を俺達に告げてくれた。


のび太「親友を……行方不明になった僕の親友を探して欲しいんです!!」

それを聞いて、(探偵失格かもしれないが)俺はちょっとだけ拍子抜けした。なんだ、よくある人捜しの依頼じゃないか。出張依頼になりそうだっていうのがあれだが……まぁ何とかなるだろうと、その時の俺は軽く考えていた。「未来からやって来た、僕の親友を」という言葉を聞くまでは。



第二話 Dの運命(さだめ)/さようならを君に



翔太郎「未来から、やって来た……!?」

のび太「はい!」

最初は冗談か何かかと思ったが、彼の目は真剣その物だった。第一印象ではあるが、とてもじゃねぇけど嘘を言っているようには見えねぇ。けど未来……未来かぁ……いきなり話しがSF染みて来たな。


フィリップ「一応聞いておくけど、イタズラや何かの冗談……そうでなかったとしても「君がその親友に騙されている」という線は無いのかい?」

のび太「絶対にありません!! 探偵さんならちょっと調べれば分かってくれるでしょ!? お金ならパパとママが『出来うる限り出す』って言ってくれてます! どうかお願いします!!」

のび太くんは必死になって頭を下げる。……うーん、依頼を受ける事は確定なんだが……さて、どうしようか。>>79


@取りあえずのび太くんの住んでいる街へ向かってみる。
A取りあえずのび太くんの話をもっと詳しく聞いてみる。
B取りあえずフィリップに星の本棚で検索してもらう。(このパターンのみ、この話はほぼフィリップの回になります)
Cその他面白そうな安価。



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