『仮面ライダーW』翔太郎「安価とコンマで依頼を解決する」『安価&コンマ』
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44:ノベルドーパント[saga]
2024/07/05(金) 20:50:56.07 ID:ISilpIWk0
>>43 73 事件発生。警察が目撃者の証言を元に、タハラを極秘で指名手配しに掛かる。


〜〜〜とある裏路地〜〜〜


人相の悪い老人「はあっ……はあっ……!」

その人相の悪い老人は、あの怪物から必死に逃げる。警護の為に連れていたSPは、文字通り全員一蹴された。逃げなければ……! 少しでも遠くへ、奴が自分を見失う可能性がある所へと逃げなければ!! なぜなら、なぜなら奴の目的は──!!

ズバァアアアアン!! と風の刃が老人の片足を腿の部分から切断する、一瞬の後に来た激痛に、老人は「うぎゃぁああああああああああああっっっ!!」という悲鳴を上げた。そのままゴロゴロと転がって、大路地へと出る。人が沢山いる場所だ、ここでなら奴が殺しを躊躇う可能性も──!!

老人がそんな事を考えた直後。ズバァアアアアン!! という風の刃が、今度は老人の左手を斬り取る。再び悲鳴を上げる老人に、周囲の人間がなんだなんだと集まってくるが、裏路地から出て来た怪物を見た途端、全員が血相を変えて逃げ出した。


人相の悪い老人「ひ、ひぃいいいいいいっ!! お、お前……お前はまだ我々の事が憎いのか! もう何年も前の──」

ナイト・ドーパント「黙れ……俺は……タハラはウマ娘に害をなした者を絶対に許さない。地獄の底でも忘れるな」

ザシュウッ! という音と共に、今度は老人の同体が縦に真っ二つになる。誰も彼もが消えたその場から、ナイト・ドーパントは静かに粛正を再開した。






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