『仮面ライダーW』翔太郎「安価とコンマで依頼を解決する」『安価&コンマ』
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386:ノベルドーパント[saga]
2024/07/11(木) 15:12:28.98 ID:5lwQkuru0



〜〜〜765プロアイドル事務所〜〜〜


高木社長「──そんな訳で、今度風都で開催されるライブに加わることになったご当地アイドルの──」

ときめ「な「鳴海ときめ」です。よろしく……・」

翔太郎「……そしてそのPをしている「右野翔太郎」だ、よろしく頼むぜ」

春香「おー! 貴方が1ヶ月前に突如として風都に現われたという謎の美少女アイドルで……!!」

千早「数々の難関試験をあっさりと突破して、あっという間に風都のご当地アイドルとして有名になったっていうときめさんね。初めまして、如月千早です」

美樹「星井美樹だよー! うーん、ときめさんからは大人の美貌と魅惑と抜群の運動神経があるのをビンビン感じるの……(でもPを取り合うライバルにはならなさそうで助かったの)」

雪歩「は、萩原雪歩ですぅ……。し、暫くの間ですがよろしくお願いしますぅ!!」

貴音「四条貴音と申します。……なるほど、そういう事も有るのでしょうね。……ところで風都には風麺と呼ばれるご当地ラーメンがあると聞いたのですが本当でしょうか(ジュルリ)」

小鳥「はいはい、ときめさんはもうちゃんとした成人で、私以外の誰よりも年上なんだから敬意を払う事」

ときめ「い、いえ……、最近話題の765プロさんと御共演出来るだなんて、こっちこそ光栄です。改めて、よろしくお願いします」

P「いえいえ。分からない事があったり、聞きたい事があれば何でも聞いてください。俺達に出来る事なら全力でサポートしますから」

翔太郎「あ、あはは……ありがとうございます……」

な、な、慣れねぇぇええええええええええええええええ!! 周りはときめを含めて全員美少女アイドルだらけ。男としての仲間は高木社長とPさんだけと来た……。もっと男が、気楽に喋れる男の社員さんがいて欲しかった!! Pさん、形見とか狭くなんねぇのかなぁ……?



〜〜〜二ヶ月前〜〜〜



翔太郎「脅迫状?」

高木「ああ……いつもならこんな物、日常茶飯事で気にすることも特にないんだが……。ライブをする場所が『風都』となれば、ね」

いつものある日、鳴海探偵事務所に尋ねてきたのは『高木順二郎』と名乗る人物だった。芸能界にトコトン疎い俺でも、765プロのことは知っていた。なにせ、クイーン&エリザベスがここんとこずっと話してやがったからな……。倒産寸前のアイドル事務所を完全復活させた、凄腕の社長とPがいるって。


フィリップ「……脅迫者がドーパントの可能性を考えていると言う事ですか?」

高木「その通り。……君の師匠……鳴海宗二さんの時は、兄さんとその時兄さんが担当していたアイドル達が世話になったんだよ。仮面ライダーくん」

亜樹子「お父さんが!?」

高木「ああ。765プロの事をよく思わないアンチが変身したドーパントに襲われそうになった所を、宗二さんはとても格好良く助けてくれたんだ。……当時は大した依頼料も払えなかったのにね」

翔太郎「なるほど……それで、俺達が仮面ライダーだって知ってると」

高木「うむ。君達には『いつ襲撃に遭うか分からない』アイドル達の護衛をして貰いたい。……その上で、だ。ときめくんと言ったね? 君を私のアイドル事務所にスカウトしたいんだよ!!」

ときめ「……………………へ?」

は、はぁ!!? こ、このおっさん本気(マジ)で……言ってんだろうなぁ……。だって俺がそういう職業に就いていても絶対スカウトするもん、ときめクラスの美女なら。


翔太郎「わりぃが高木さん、ときめは俺の大切な助手なんだ。そっちにくれてやる訳にはいかな……「あ、それと君はときめくんのPとしてスカウトしたい!!」ぶぅううううううううううううううううっっっ!!」

フィリップ「……独特で、だけど非常に効率的かつ効果的な判断だ。流石は765プロの社長なだけはある」

翔太郎「はぁ!? 相棒お前マジで言ってんのか!? 俺に探偵を止めてアイドルのPになれってか!!?」

フィリップ「結論を焦りすぎるのは君のよくない癖だよ翔太郎。高木さん、それは要するに『風都でのライブが無事に終わるまでは』の話しですよね?」

高木「うむ、その通りだ。恩人の弟子とその助手を慣れない無理矢理世界に引きずり込む気は無いよ。無論、この一か月で本人達が乗り気になってくれたのなら別だがね」

ときめ「で、でも私ルックスとスタイルは兎も角、歌は↓1(最低保障80の補正+50)ダンスは↓2(最低保障100の、補正+70)笑顔は(最低保障30の、補正+10)ぐらいしか自信が……」

高木「いや、大丈夫だ!! 私の勘にティンときた君ならば、一週間の訓練でどうとでもなれてしまうだろうからね!! 前金も勿論払うし、成功報酬も当然用意している。どうだろう、引き受けて貰えないだろうか?」

翔太郎「……・分かりました、引き受けます」

おやっさんの依頼人の弟さんかぁ……。まぁ前回の任天堂さんの依頼の通り、ライブを成功させてアイドル達やそのファンを守りきれりゃあそれで良いだろう。なるべくなら、メガネウラの時みたいにライブ開始後に襲ってきてくれねぇと良いんだがな。あの時は襲撃者の目標が決まってたから守り切れたが、今回は5人……ときめを含めりゃ6人は守り切らねぇといけねぇ訳だしよ。




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