『仮面ライダーW』翔太郎「安価とコンマで依頼を解決する」『安価&コンマ』
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191:ノベルドーパント[saga]
2024/07/07(日) 15:17:02.56 ID:48YPTrwf0
決闘者ドーパント「>>190(スパクリ) な、なんだとぉ!? これじゃあ俺様が完全に二人の愛の為の踏み台じゃねぇか!!」


十代「……悪い、俺はもう行かなくちゃいけないんだ」

明日香「十代……?」

十代「前にも言ったような気がするけど、俺はこの世界と精霊世界を繋ぐ架け橋のような存在になっちまったからさ。あちこちから聞こえるんだよ。カードの精霊達の「助けてくれ」って声が」

ユベル「……それに、十代はもう1ヶ所には長く留まれない。……十代自身が特異点のような存在になってしまったから、一つの場所に居続けると世界に歪みが発生してしまう。……最悪の場合、デュエルアカデミアで起こった様な事件の数々が拠点で起きるかもしれない」

そうか……だから旧友との再会を避けて……でも、でもそれは──!!


明日香「十代!! ……私、貴方の事が好きよ。大好き。十年たった今でも、その想いはずっとずっと変わらなかった」

十代「!!? 明日香…………お前……」

明日香「……でも、私には私の居場所がある。だから貴方の旅には付いて行かない。……でもお願い。時々で良いから私の元に……皆の元に帰ってきて。貴方は私達の、青春と希望の象徴なんだから」

十代「…………俺以外と恋愛や、結婚する気は無いのか?」

明日香「ええ、勿論」

十代「…………分かった。今度からは時折明日香にもみんなにも顔を見せるようにする。お前の告白も受けるよ。……だから」

明日香「うん。私、待ってるから。いつまでもいつまでも、貴方が帰ってくる日を待ってるから……」

そう言って、明日香さんは十代に熱烈なキスをした。……そして次の瞬間、十代の身体は透けるようにその場から消えていった──




報告書? んなもんこの依頼には無粋だろ? 本物のヒーローが、ようやくヒロインと結ばれた……これ以上に幸せなオチなんて、あるわけ無いんだからさ。


第四話 Tの行方/新たなるH 完




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