3: ◆WO7BVrJPw2[saga]
2024/06/30(日) 22:57:27.71 ID:7rsY9P8g0
P(ほどなくして奏は仕事に向かった)
P(6月30日。まだ梅雨の明けないこの時期は、雨が降っていなくても空気がじっとりとしている)
4: ◆WO7BVrJPw2[saga]
2024/06/30(日) 22:59:59.50 ID:7rsY9P8g0
P(……さて)
P(ラジオ収録はとうに終わっており、仕事完了のメールも届いた)
5: ◆WO7BVrJPw2[saga]
2024/06/30(日) 23:02:37.98 ID:7rsY9P8g0
P(前にも同じように、夜に迎えにいったことがある)
P(と言っても、彼女の家の近くだったが…… 果たして同じところだろうか)
6: ◆WO7BVrJPw2[saga]
2024/06/30(日) 23:08:11.96 ID:7rsY9P8g0
P(奏が行きそうな場所。……奏と行った場所?)
P(奏が仕事終わってから、ここまでの時間で行けそうな場所……)
7: ◆WO7BVrJPw2[saga]
2024/06/30(日) 23:12:29.35 ID:7rsY9P8g0
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
P(会ったらとりあえず夕食だろうか。いや、もう食べてるか)
8: ◆WO7BVrJPw2[saga]
2024/06/30(日) 23:17:39.12 ID:7rsY9P8g0
――奏の自宅近くの公園
P「なんだ」
9: ◆WO7BVrJPw2[saga]
2024/06/30(日) 23:21:09.15 ID:7rsY9P8g0
P「ベンチ、横いいか」
奏「ええ」
10: ◆WO7BVrJPw2[saga]
2024/06/30(日) 23:28:48.83 ID:7rsY9P8g0
P「俺が日付変わるのに間に合わなかったら?」
奏「別に? プロデューサーさんが来てくれるまで待てばいい話だわ」
11: ◆WO7BVrJPw2[saga]
2024/06/30(日) 23:39:26.72 ID:7rsY9P8g0
奏「……そういうの、ズルいわ」
奏「あなただけ大人みたい」
12: ◆WO7BVrJPw2[saga]
2024/06/30(日) 23:43:36.74 ID:7rsY9P8g0
P「満足したかー?」
奏「ええ。……でも、あなたにここまでさせるほどじゃなかったかな」
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