瑞鶴「シャッフルクエスト」
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76: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2024/06/30(日) 09:27:49.32 ID:acICW3jd0
<ワァーーーーーーーーーーーー!!!!!!!


カジノの方からオッサンの汚い叫び声。これは「テーマパークに来たみたいだぜテンション上がるなぁ」のワーではなく
「助けて初月ーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!」のワーだ。瑞鶴検定3級の問題だ。基礎中の基礎だ


五十鈴「どうしてあいつは物の数秒でトラブルに巻き込まれるんだ……」

瑞鶴「トラブルとは限らないんじゃない?ラビットホールでも『当たり』を引いてるんだし、今回もその類でしょ」

初月「便利なアホだ」

瑞鶴「アホのダウジングマシンね」

五十鈴「本人の前では言うんじゃないぞ……」


金ピカのガーゴイルが両脇に佇むゲートを抜け、照明が強すぎて内部が見えないカジノ内へと入っていく
眩しさを堪えながら進んでいくと、徐々に目が灯りに慣れていく。すると突然―――――



「レディィィィイイイイイイスアアアアアアアアアアアンド!!!!!!!!!ジェントルメエエエエエエエエエエエエン!!!!!!!!!!」



拡声器による大音声が俺達を出迎えてきた


瑞鶴「うるさっ!?何!?」

五十鈴「賭場……には見えないな……」


辿り着いたのは、野球ドームのような巨大な広間。俺らを見下すようにグルリと大勢の観客が取り囲んでいる
入口の正面には巨大なスクリーンと、燕尾服を着た人間サイズのペンギンがマイクを握って観客を盛り上げていた


そして、天井からは檻が吊り下げられており


(;T)「助けてーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!」


その中にマヌケが入っていた


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