70: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2024/06/30(日) 09:21:34.84 ID:acICW3jd0
泣きたいのは俺の方さこんなもん呼んだ覚えはなyeahルララルッラルララルッラアアン二人分の泣き声遠く
しかしここで俺まで泣いちゃうと爆笑と号泣の割合が丁度2:2になってバランスが取れてしまう。あれ?バランス取れるならええのか?ほんなら泣いちゃうかだって今は女の子なんだもん
初月「ん……?」
涙で滲む視界の端に、ガノトトスの側に現れた奇妙なオブジェクト捉えた
ヒカリゴケとはまた別種の、煌々としたブルーライトに光るそれは、俺らのステータス画面と同種のホログラムウインドウだった
【何を望む?】
短い文章の下には、『叡智』『武力』の二択。RPGじゃお馴染みのテキストボックスだ
番人突破クリアボーナスだろうか。武力ってのは新武器かなんかだと思うが、叡智ってのはなんだ?ロマンチック触覚おじさんか?
瑞鶴「叡智でいいんじゃない?攻略情報とかかもしれないし」
( T)「エッチ!!エッチ!!」
初月「黙れ変態女装おじさん。それじゃあ叡智で」
『ピコン』という電子音が鳴り、全員のステータス画面が立ち上がる。新たに『鑑定』という項目が追加されていた
( T)「エッチじゃない……」
初月「どうやって使うんやろか。全体的に説明不足じゃねこのゲーム」
( T)「無視はつらい」
五十鈴「そう言えば……」
初月は懐に収めていた薬の瓶と、硬貨が入ったちいかわ(小さくて汚い革袋)を取り出し、鑑定画面へと近づける
画面へと触れた瞬間、宝玉と同様にウィンドウの中へと吸い込まれた
五十鈴「この中に入れてしまえば自動で鑑定してくれるみたいだ」
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