60: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2024/06/30(日) 09:02:02.94 ID:acICW3jd0
飲み込まれた二人に続いて、俺たちも穴へと飛び込む。虎穴に入らずんば何とやらだ
穴の中はパイプ状の滑り台になっており、ウォータースライダーのように勢いよく滑り落ちていく。何が下半身の感覚が無いだ
何度かのカーブと、フリッジのような螺旋を味わった後―――――
初月「うおっとぉ!?」
淡い光に照らされた広い空間へと到着した
初月「もう一回やりてえな」
瑞鶴「ウサギのおじさん集団に追われるのは御免よ」
透き通った湖が中央に鎮座する、ドーナツ状の地形。そうやら一息に最深部の地底湖まで辿り着けたようだ
育ちやすい環境なのか、光源を出す必要が無いほどにヒカリゴケが生い茂っている。アクアリウムみたいでステキじゃない……
瑞鶴「瑞鶴様様ね」
当のラッキーガール(ガイ)はと言うと
(;T)「ウウ……プラネタリウムみたい……チルい……ゲロ吐きそう……」
五十鈴「しっかりしろ瑞鶴。ほら、提督と五十鈴も来たぞ」
下半身丸出しで酔って初月に背中を摩られていた。なんで自分のクソ情けない姿を俯瞰で見なきゃならないんだろうか?
(;T)「うう……提督さん、酔い覚ましの魔法かけて……」
初月「三半規管弱いんじゃねえのかバーーーーーーーーーーーーーーーーーーーカ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
瑞鶴「ここぞとばかりにこのおじ様は……」
(#T)「酷くない!?」
五十鈴「お前も全く同じ事言ったんだぞ……因果応報だ」
(#T)「バカとは言ってないじゃん!!!!!!!!!!」
五十鈴「ダメだ埒があかない」
瑞鶴「大人げない喧嘩してる場合?」
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