グランアレグリア「安価とコンマでトゥインクル・シリーズを走りきる」『オリトレ』
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614:ノベルドーパント[saga]
2024/07/03(水) 22:28:55.87 ID:waxk+Tqi0

グランの母親「…………」

グランの父親「……母さん。母さんはグランの母親として、本当になにも挨拶しないのかい?」

グランの母親「しないわ。……あの子を政治の道具にしたくないの。行くなら貴方一人でいって」

グランの父親「まさか。君を置いていく事が仮にあるとすれば、それは君が本当にあの娘を愛さなくなった時さ。そんな事、ありえないけどね」

グランの母親「…………本当に、本当に私達の力を借りずとも生きていけるようになったのね。それさえ分かれば十分よ」

グランの父親「次にグランが帰って来た時は、都会でも超有名なお店に連れて行こう。ささやかな祝勝会を設けようじゃないか」

グランの母親「…………考えておくわ」



〜〜〜ウマ娘控え室〜〜〜



グランアレグリア「勝った……やったやったやった! トレーナー! 私、運命に勝ったよ!!」

朝日トレーナー「ああ、本当に……本当によく頑張ったなグラ「失礼します」君は──」

エフフォーリア「おめでとうございます、グランアレグリアさん。……貴方の勝利への執念。貴方の祖父……あの衝撃のウマ娘の勝利への執念と渇望が貴方に受け継がれている事を失念していました。……あの勝ち方に難癖をつける記者や週刊誌があれば、私個人が、私自身の為に真っ向から否定します。私も、貴女のように絶対に変えたい運命がありますから」

グランアレグリア「エフフォーリアちゃん……。うん! いつかまた、必ず勝負しよう!! ついでと言っちゃあ何だけど、私の大道芸も是非見に来てよ!! ビックリするぐらいド派手な物を見せてあげるから!!」

エフフォーリア「……それは、楽しみですね」

二人のウマ娘は、ガッチリと握手を交わす。例え運命が、この先二人の再戦を阻もうとも、二人はいつか必ずまた勝負をするだろう……。そう思った。




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