グランアレグリア「安価とコンマでトゥインクル・シリーズを走りきる」『オリトレ』
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496:ノベルドーパント[saga]
2024/06/29(土) 19:47:09.57 ID:uEIyB+Wp0

ロリグラン「うわぁ! パパすっごーい!!」キャッキャッ!

グランの父親「ふふーん、そうだろう? ……私もやってみたい? うーん、今のグランじゃ「これ」はダメだな」

ロリグラン「えー!? なんでなんでなんで〜〜〜!?」

グランの父親「いいかい、グラン。真の大道芸人は人々を心の底から感動させる芸を習得する為に、基礎基本の訓練を一日たりとも欠かさないんだ。ホンのちょっとした事が大事故に繋がるし、何より危険だからね。世界中で大人気のウマ娘レースだってそうさ。彼女達がなんでそんな危険な真似をするのか、分かるかい?」

ロリグラン「んー…………分かんない!!」

グランの父親「……愚直で直球なのは、君の長所だ。答えは人それぞれだろうけど、ボクは『大切な物を心に届けたいから』だと思う。カツラギエースというウマ娘の走る姿を見て感動し、自殺を思いとどまった人が二人もいるようにね。それにどんな形にせよ、感動を届けるには努力と下積みが必要不可欠だ。今の君にはそれが無い。だから出来ないんだよ」

ロリグラン「ふーん、じゃあ、私は何をすれば良いの?」

グランの父親「そうだなぁ……まずはお手玉辺りから初めて──」


〜〜〜〜〜〜


グランアレグリア(…………ああ、そうだ。そうだった。私は別に喝采を浴びたくて大道芸を始めたわけじゃ無かったんだ。お父さんの大道芸を見て、凄いって心の底から憧れて、それからトレーニングを始めたんだっけ…………)

グランアレグリア(『ここに万雷の大喝采を(グラン・アレグリア)』が無くても、もし私の走りで、世界中の人々の心に元気や感動、生きる勇気を与える事が出来るなら、それはとっても…………!!)


〜〜〜〜〜〜


グランアレグリア「マーベラース☆!! ……あ、あれ? 外が暗い? うそ、もうこんな時間なの!!? 大変、早く寮に戻らなくちゃ……あの、アドマイヤジャパンさん! ありがとうございました!! 私、一番大切な事を思い出せた気がします!!」

アドマイヤジャパン「それは良かった。……もしも貴女の心に再び休息が必要になった時、再び貴女の元へ招待状が届くでしょう」


グランアレグリアは『この素晴らしき世界に喝采を!!(ワールド・ザ・アレグリア)』を習得した!!


〜〜〜そして、舞台はあのヴィクトリアマイルに移る〜〜〜



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