60:1
2024/06/12(水) 21:55:28.09 ID:/u+RyicS0
シャーリー「だからね、私はそんなルルの事を信じる」
「それにお父さんも、私が復讐することなんて望んでないと思うから……」
ニーナ「……グス」
シャーリー「ごめんね、訳わかんないよね」
ニーナ「なんで……、うぅ……」ポロポロ
シャーリー「私にとってもニーナは友達だからね」
ニーナは俺を許さないと言った、俺もそれで構わないと言った。
「撃っていいのは、撃たれる覚悟がある奴だけだ!」その言葉の通り俺を撃った。
だが、彼女は持っていなかった。
彼女が作ったフレイヤがどのような影響を与えるかを。
撃ったフレイヤがどのような被害を齎すかを。
それは嘗ての自分を見ているようだった。
シャーリーの父親を殺してしまって、初めて自分が行ってきたことを理解した嘗ての自分を……。
ニーナはフレイヤの開発の凍結を了承した。
それが彼女なりのけじめなのだろう。
―――――終わり
179Res/132.82 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20