ポケモンSS 安価とコンマで目指せポケモンマスター part14
1- 20
427: ◆YYjyt422CY[saga]
2024/07/19(金) 22:38:29.53 ID:DQXPFa+10
ミツル「付き合ってくれてありがとう」

ユウキ「こっちもいい特訓になったよ。ありがとな」

ミツル「本当は本選で…。ってこんなこと言ってもしょうがないね。ユウキくんの試合は明日だよね。頑張ってね」

ユウキ「……。なあミツル」

ミツル「なんだい?」

ユウキ「ここには俺以外誰もいないんだし、ちょっとくらい気持ち吐き出してもいいんじゃないか?」

ミツル「な、何言ってるの?僕は負けてスッキリ」

ユウキ「してるようには全く見えないけどな。今にも泣きだしそうに見えるぞ」

ミツル「仮にそうだとしても関係ないよ」

ユウキ「そうか?」

ミツル「うん。だって、だって…。っ。もう君とは戦えないじゃないか!」

ユウキ「……」

ミツル「ユウキくんのことはライバルだと思ってた。でも、今まで勝てたことはない。だからここでキミを倒してチャンピオンになる。そのために頑張ってきたんだ!」

ミツル「それなのに、あそこからの大逆転負けを演じるなんて……!僕はこの感情をどこにもっていけばいいんだ!僕だって、僕だって!負けるにしても負け方がある!カレンさんは強かった!それでも、それでも…。あぁっ!僕は何であんな後悔の残る戦いを…。あれじゃ、戦ってくれたみんなにも申し訳が立たないよ…」

ミツル「ぼくがユウキくんのライバルなんて烏滸がましい話だったんだよ。何もかも君には及ばない…」

ユウキ「そんなこと」

ミツル「あるじゃないか!君ならあんな無様な負け方を晒したりはしない!僕は、僕は…。君と戦いたかったんだよぉぉぉっ!!!!」

ついにミツルの目から大量の涙が溢れだした。

ミツル「それなのに、それなのに」

ユウキはじめんに打ちひしがれているミツルに近寄り、肩を抱く。

ユウキ「わかってるよ。俺だってお前と戦いたかった。後悔は残ったかもしれないけど、お前の強さは確かだ。それに俺にふさわしくないと思うなら、またふさわしいミツルになって戦おうぜ。これで一生戦えないわけじゃないんだからな」

ミツル「ユウキくん…。うわぁぁぁぁぁぁぁんっ!!!」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/257.26 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice