49: ◆7Jaa0lEkAo[saga]
2024/05/13(月) 21:04:12.25 ID:+ld2BK0no
ピンポーン
チャイムが鳴った
家の前では暴走族がバイクをブンブン鳴らしている。
「きょ、京子(主人公の義理のお母さんの名前)達は隠れてなさい。」
お父さんが玄関の扉を開けた
「な、なんのようだ」
女の人の声が聞こえた
「ここに小学生の娘が居るだろ、その子を出せ。」
「し、知らないな。何のことだ。」
女の人は叫んだ
「とぼけても無駄だ!!そいつに俺のダチの、変態だけどダチの
変太(へんた)がやられてるんだよ!!」
「な、何を言われてもここに小学生なんて居な…」
衝撃音が走った
「がはっ!!」
お父さんが殴られた、お父さんが殴られた!!
私は走り出していた
「あっ、ユキ!!」
私はお父さんの目の前に立つ。
目の前には特攻服を着た、赤髪ショートヘアーの女の人が居た
胸にはサラシを巻いている。
「おっ、出て来やがったか。
変太の件は、尻を触ったあいつの自業自得だとは思うが。
ダチをやられて黙って居られる業界じゃないんだ。」
「何で来たんだい?お父さんは君に隠れていて欲しかった。」
「…お父さんを殴る人は許せないから、だからきた。」
「おぉ、いい親子愛だね。
だが関係ねぇな、ダチの復讐させてもらうぜ!!」
女の人が私のお腹にパンチして来た
「ぐっ!!」
少しだけ、効いた。
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