54: ◆5oOcnZdhB9lZ[saga]
2024/05/04(土) 08:07:09.02 ID:vpVIErb+0
『現場に向かう途中失礼します。』
『先ほど隊舎の案内を務めさせていただいた者です。』
『本来の役割は、現場に出る隊員の皆様を無線でサポートする係となっております。』
『以後よろしくお願い致します。』
『早速ですが、今回のマグラの詳細をお伝えします。』
『今回の対象は狂気のマグラ。先ほどドグラからマグラに成りました。』
『現場は裏路地。人の密集地帯から少し離れた場所です。』
『負傷者は2名。その裏路地に屯していたチンピラだそうです。』
『負傷者含めチンピラたちは現場から逃走。』
『狂気のマグラの周りには人っ子1人いないので、思いっきりお願いします。』
『それでは、ご武運を。』
篠原「狂気…いかにもマグラになりそうな響きですね。」
草加「むしろ今までドグラだったのが驚きだよ!さっさと始末しないと!」
草加「…キミも場合によっちゃあ、始末しなきゃいけないから気をつけてよ。」
オボロ「ひい!ぼぼ、ボクを、ですか!」
草加「そりゃそうでしょ。キミなんかいかにもマグラに成りそうなのに。」
草加「実はもうマグラなのを隠してたりするわけ?」
オボロ「ちち、ちが、違い、ます…」
>>…草加はオボロに明確な敵対心を向けている。
>>これ以上任務前に揉めるのはまずいため、仲裁した。
草加「…隊長が止めるなら今は何も言わないよ。先に任務だよね。」
オボロ「う、うぅ…ボクは、な、なにも…」
篠原「……」
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