感情から生まれたものたちとの物語【安価】
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20: ◆5oOcnZdhB9lZ[saga]
2024/05/01(水) 22:03:20.77 ID:NL4fBFdl0

春月「…ここまでは大前提の話だ。」

春月「キミもよく分かってくれている部分だと認識していたが、どうかね。」

>> 事前に知っていた部分と相違無かったため、肯定の姿勢を見せた。

春月「なら良かった。あまりここで時間を使いたくなかったのでな。」

春月「そしてここからが本題だ。」

春月「これまでアンサーズには十の部隊があった。」

春月「各部隊にはそれぞれ明確な創設理由や任務内容があったり無かったりだが…」

春月「この度、新たに十一番隊を創設することにした。」

春月「そしてその隊長にキミが選ばれたということだ。」

春月「若くして選ばれたキミを賞賛するべきか、はたまたキミのような若者に頼らざるを得ない現状を嘆くべきか。」

春月「嫌な言い方をしたかな。すまない。」

春月「キミの力を信じていないわけではない。何せ総司令が選んだ人なのだからな。」

春月「…だが、私にはこの十一番隊の創設理由が引っかかるのだよ。」


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