感情から生まれたものたちとの物語【安価】
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17: ◆5oOcnZdhB9lZ[saga]
2024/05/01(水) 21:52:10.79 ID:NL4fBFdl0
コツ…コツ…コツ…

? 廊下に足元が鳴り響く…

? 指定された部屋の前に着き、ノックをした。

コン、コン

「…入りたまえ。」

? 声を確認して入室した。

ガチャ

「…まだ青いな。こんな若者を頼ることになるとは。」

「それだけうちも人が足りていないということか。」

「…ああすまない。つい独り言が。」

「ようこそ、ドグラ矯正機関…またの名をマグラ抹消機関クエスへ。」

「私はここの副司令を務める春月豪像という。」

春月「会えて光栄だ。若き力よ。」

春月「さっそくだが、少しの間時間をいただこう。構わないかね。」

? 表情を変えずに深く頷く。

春月「うむ、すまないね。」

春月「まあなんだ。少しとは言ったが…」

春月「考えると思ったより時間を食う気がしてきたな。」

春月「良ければかけたまえ。年寄りの話は堪えるかもだろうからな。」

? 春月は豪快に笑っている…

? 笑うべきか迷った挙句、口角を少し上げて席に着いた。



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