477: ◆7Jaa0lEkAo[saga]
2024/05/02(木) 21:47:33.42 ID:4bGDAWtCo
朝里は、なぜか朝里のお父さんの部屋にガンダムのプラモが4つあったと言う事で
家に持ち込んできていた
朝里曰く
「あのクソ親父が完成させなかったものを、小学生のうちらが完成させる
クソ親父の悔しがる顔がみたいんや」
だそうだ
俺達はガンダムのプラモを作る
集中しながら組み立てていく
まず最初に朝里が完成させた
「出来た、〇〇ガンダムや！！」
次に夢が完成させる
「出来たよ、〇〇ガンダム。
これボクの好きなガンダムなんだよね…」
次に太郎が完成させた
「出来た、〇〇ガンダム
俺がなかなかお気に入りのガンダムだ」
みんなは俺をじーっと見つめて来る
最後は俺と言う訳か
俺は最後に
「完成させたぜ、初代主人公アムロが乗って居たガンダムだ。
真の主役は遅れてやって来るってやつだな」
「カッコつけやがって」「ただ作るのが遅かっただけやろうが」
「う、うるさいな。主役は遅れてやってくるんだよ！！」
だから、俺が遅く作ったのは運命
そう、運命なんだよ。
とにかく、俺達はガンダムを完成させた。
完成させたんだ。
完成させたガンダムは嫌味のように、お父さんの部屋に置かれたそうだ。
それを見て朝里のお父さんがどんな気持ちだったのか？
悔しかったのか、逆にうれしかったのかは、俺達には分からない。
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