432: ◆7Jaa0lEkAo[saga]
2024/05/01(水) 22:18:28.43 ID:8pYJVgU2o
「やるやないか、次は…」
「争う必要はない、お前が可哀そうなのは分かって居る。」
「は?」
「名前を、聞いてなかったな。名前を聞きたい。」
「上条、上条朝里(かみじょう あさり)や。
だけど死んだうちの名前なんて聞いてどう…」
どうするかって、そんなの決まって居る
「死んでいるからって友達になっちゃいけない理由なんてない
だからラインを交換して友達になろう」
『!!!!』
みんなはお前は何を言って居るんだ、と言う目で見ている
「正気かいな?」
「お前は虐待されて寂しかったんだろ、なんとなく分かる。
だからこそ友達になりたいと思うんだ、俺はお前を救いたい」
「…うちは幽霊やで、うちと遊ぶと心霊現象がついて来るで?」
「構わないさ」
俺は笑って見せた
「みんなもいいだろ?」
太郎は言った
「かわいそうな女の子を助けるのは、男の役目だしな」
灯は言った
「友達が増えるの?うれしい!!」
夢は言った
「まぁ、いいんじゃない?」
地味子は、俺のすそを掴みながらだけど
勇気を出して言った
「怖いけど、かわいそうなままは、違うと思うから。
いいんじゃないかな?ビクッ」
898Res/377.42 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20