153: ◆7Jaa0lEkAo[saga]
2024/04/25(木) 19:44:53.21 ID:217XO/q+o
俺は太郎を家に誘った
宿題を持ってこいと言って
「宿題を持って家に来いなんて、いったいどうしたんだ?」
「ガキ大将は宿題をしてないもんだろ、だから宿題ってやつを教えてやろうと思ってな」
ちなみに太郎は同じ6年生だ
俺は当然自分の宿題に関しては終わっている、太郎に教えるのみだ
太郎は嫌そうに言った
「ガキ大将と言えば、悪ガキのボスだ。
宿題なんて出来ないぜ」
俺は諭すように言った
「ガキ大将でも、親を悲しませちゃいけねぇだろ。
悲しませないためには、宿題をやるべきだ」
「確かに、一理あるかもしれない。」
太郎はあっさり認めた
こいつ単純な奴だな
「まぁとりあえず宿題見せてみ、どうせ分からないだろ?教えてやるから」
「あ、あぁ。分数の足し算なんだが」
「分数の足し算か、確かに手ごわいな。
まず通分しなきゃ」
「通分?」
「通分って言うのは、分母を合わせる事だ
1問目6分の1+3分の1の場合は、3分の1を分子と分母両方2倍にして、6分の2にして合わすんだ」
「分子?分母?」
「まずそこからか…」
俺は粘り強く、分数の分子分母
そして通分について教えた
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