70: ◆7Jaa0lEkAo[saga]
2024/04/21(日) 20:34:30.68 ID:PdZqF63so
避難所の体育館前には、倒れている自衛隊員少女の死体があった
「自衛隊が、やられてる?」
「しかもゾンビ化じゃないね、ナイフかなんかで刺された跡がある
血が出てるし」
ナイフかなんか、と言う事は人間がやったと言う事か
アサルトライフルなどの銃は、奪われている
「…中に入る?何があったか調べる?
死んでいるのはこの見張りだけで、中の自衛隊員は生きて居るかもしれないし」
師匠が聞いて来る。
確かに、中の自衛隊員が無事な可能性はある
善子は震えていた
「善子?」
「あいつらの、あいつらの仕業だよ。
このナイフのやり口、間違いない」
あいつらとは、誰なのだろうか?
「あいつらって誰だ?善子…」
拙者は聞くが、善子は震えだしてしまった
喋ってくれそうにない
「中に入るのは怖いけど、自衛隊が全滅してる。何てことないよね?
中に入れば、誰か居るよね?」
地味子は呟いた
確かに、自衛隊が全滅しているなんて考えにくい。
中に入れば誰か居るはずだ、いや居る、きっと居るに違いない
1中に入る
2ここから去る
安価下1
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