【安価コンマ】オリウマ娘と共に
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935: ◆b0/EDFEyC136[saga]
2024/07/28(日) 23:59:39.53 ID:tGoCMKHd0
シルフィー「パピヨンさん、最近ずっとそのぬいぐるみと一緒に寝ていますよね」

パピヨン「ん〜……?良いでしょ、貸さないよ〜?」

そろそろ就寝時間というタイミングでシルフィーからそんな話題を投げかけられる。最近一緒に寝ているぬいぐるみ、というと――やはりこのペンギンのぬいぐるみ。

北海道でお兄さんと一緒に行った水族館で買ってもらった、ペンギンのぬいぐるみ。触り心地が良くてフカフカしてて、寝るときに抱くと丁度いい。

パピヨン「これはアタシのぬいぐるみだからね。でも、ぬいぐるみとか抱き枕にして寝ると寝やすいから、シルフィーにもおすすめだよ?」

シルフィー「確かに安心感ありますよね、何かを抱いて眠ると。家に居た頃はよくぬいぐるみと一緒に寝ていましたけど……私も何か買いましょうか」

パピヨン「良いね、じゃあ今度時間あったら買いに行こっか。質の良い睡眠は色々なことのプラスになるって偉い人も言ってたしね〜」

――と、こんな流れで今度ぬいぐるみを買いに行くことが決まっちゃった。まあ、お互い暫くは忙しいだろうしだいぶ先になっちゃうだろうけど。

パピヨン「はい、じゃあお休み〜」

シルフィー「はい、お休みなさいパピヨンさん」

部屋の電気を消してお互い眠りにつく。買ったばかりの時から少し形がグシャっとなってしまったペンギンのぬいぐるみを、ぎゅうっと抱きしめて。あの日の出来事を思い出しながら。

――ああ、お兄さんも同じ奴買ったらよかったのに。そしたら同じぬいぐるみ抱きながら寝て――あ。そうだ、良いこと考えた!



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