836: ◆OX0aJKbZO.0H[saga]
2024/07/07(日) 23:26:48.65 ID:5wtNQhHU0
『お疲れさまパピヨン、いい走りだったよ』
パピヨン「ふ〜……疲れた疲れた。えへ、でしょ〜お兄さん?」
控室に戻ってきたパピヨンはそれは良い笑顔だった。
……こういう時自分はますます情けなくなる。叱ろうと思っていたのに、なんだかその気が無くなってきてしまう。
パピヨン「あれあれ、何か言いたいことがありそうな顔してるけど……どしたの?」
『……別に何も。うちの担当はよくやってるなと褒めてあげたかったんだよ』
パピヨン「え〜?絶対違うでしょ〜!ぷぷ、ほんっとお兄さんチョロいよね〜、一応トレーナーなんだからそういうときはちゃんとしないとでしょ?」
『…………』
……この前の発言で、成長したなと思ったがそれも撤回しなくてはいけないかもしれないな、と。思った。
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