【安価コンマ】オリウマ娘と共に
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794: ◆OX0aJKbZO.0H[saga]
2024/07/04(木) 22:56:13.19 ID:rb19XgCK0
――が1着でゴール!2着には――3着にはグリーンシルフィー……。

パピヨン「……シルフィー」

秋華賞。トリプルティアラ最後の冠――それを取ったのはグリーンシルフィーではなかった。

――悪くない展開だった。しかし最後の直線で中々伸びず終わってしまった。

『……惜しかったな。シルフィー』

パピヨン「うん、でも一着のあのウマ娘――強かったよね。着差はそんな離れてるわけじゃないけど、でも――」

『ああ、あの青鹿毛のウマ娘――今日に向けてだいぶ仕上げていた様子だった。しかしそれは一番シルフィーが、他の走者が分かっているだろう』

眼に見えて分かるほどのギラギラとしたオーラ、実際に肌で感じていた彼女たちはそのプレッシャーをより深く受けているだろう。感覚としてはそう――ブラックマンティスのあの追込みに近い。

パピヨン「ま、シルフィーなら大丈夫か。案外、もう次のレースのこと考えてたりして」

『そうか?』

パピヨン「アタシの周りのウマ娘はみーんなメンタル強めだからね〜。ほんっと、嫌になっちゃうくらい」

やれやれ怖い怖い〜、とポーズをとる。

『……キミも負けてられないな。さて、次のレースについて話そうか』

パピヨン「はいはーい」



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