77: ◆OX0aJKbZO.0H[saga]
2024/03/06(水) 23:35:40.59 ID:/6Ym0qmR0
芝を走り、走り。プールで泳ぎ、泳ぎ、たまにサボられ――なんとかシルヴァーパピヨンとのトレーニングは上手くいっていた。
――これならきっとメイクデビューでも活躍するだろう、が……。
パピヨン「お兄さーん!ちょっとー!ジュースきれてるんだけどー!ちゃんと補充しておいてよー!」
メイクデビュー、短距離を走らせるかマイルを走らせるか。確実に勝つのなら短距離だろうが、今後の事を考えるとマイル距離でデビューし、改めて今後の事を考えるのも手かもしれない。
パピヨン「ねー!お菓子ないのお菓子!アタシポッキー食べたいんだけど!トッポー!」
……しかし結局はパピヨンが走ってくれるかどうか。彼女が嫌がればまた考え直さなければならないが――。
パピヨン「おーにーいーさーんー!」
『……聞いてるよ。あとでスーパーに寄るよ』
パピヨン「んもー、アタシが言う前にちゃんと補充しておいてよね!プリンとかも買ってきてねー?」
……案外こういうところは中学生らしい。普段の言動も……まあ、それらしいと言えばそれらしいなと、【貴方】はなんとなく頷いてしまう。
さて、ではメイクデビュー。シルヴァーパピヨンは……。
メイクデビュー――:安価直下
1 ダート1200m
2 ダート1600m
3 ……いや、彼女に決めてもらおう。
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