749: ◆OX0aJKbZO.0H[saga]
2024/06/27(木) 00:37:56.10 ID:HIP2GiRR0
パピヨン「あ、マンティ。そういえばアタシも東京盃出ることになったからよろしくね〜」
マンティ「へ?は、はぃ……よ、よろしく、お願いします……」
――おかしい、思ってた反応と違う。アタシはマンティの反応にむむむとなる。
もっと「へ、へぇ!?そ、そうなん、ですかぁ!?」みたいな反応をしてくれると思ったのに……全然驚いてないじゃん!なんでなんで?昨日決まったばかりの話だから誰にも言ってないのに!
パピヨン「お、驚かないじゃん。もしかしてあれ?アタシなんて眼中にないみたいな?」
マンティ「えっ!?そ、そういう、意味じゃなくて……!ひぅう……パ、パピヨンさんは、で、出て来てもおかしくないと思っていたので……!」
パピヨン「なんか凄いアタシのこと意識してくれてる?やだ、ちょっと嬉しいかも」
――ま、いっか。どんだけ意識されてもアタシはいつも通り走るだけだし。どんなことしてくれるんだろ。
パピヨン「……あ、そうだ。実はアタシ、東京盃で勝ったらご褒美おねだりしちゃうんだ〜」
マンティ「ご、ご褒美、ですか?ど、どんな、ご褒美なんですか……?」
お、食いついてくる食いついてくる。このムッツリちゃんめ〜。興味津々のマンティに、にやりと笑って返す。
パピヨン「――ひ、み、つ!ちょっとマンティには教えられないかな〜、大事な大事なご褒美だからね。勿論お兄さんにはオッケー貰ってるんだけど」
マンティ「お、おおお……ふ、ふぇ。や、やっぱり凄いですね……!パ、パピヨンさんと、トレーナーさん……!」
まあお兄さんにはこんな話一切してないし、ご褒美の内容も全然考えてないけどね!ぷははのは。
パピヨン「んま、そういうわけだから!アタシは次負けないよ〜?」
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