742: ◆OX0aJKbZO.0H[saga]
2024/06/25(火) 22:58:48.34 ID:YDQ58vaT0
ライム「――少し申し訳ないところを見せてしまいましたね。私としては、無敗のままパピヨンさんの挑戦を受け続ける予定だったのですが、それは叶いませんでしたね」
パピヨン「は〜?何その予定。ちょっと調子に乗り過ぎでしょ」
あはは、そうですよね――でも。と電話越しのライムが続ける。
ライム「――私はもっと強くなりますよ。この負けを糧に、私はより速く強く……ですから。もし私の今日のレースを見て勝てるなんて思っていたら……」
パピヨン「ぷっ、ぷふ、ぷはは!ちょっとライム、それはアタシを舐めすぎじゃない?」
負けた姿を見て、アタシなら行けるかも――そんな甘えた考え、してやるもんか。
パピヨン「あーあ、もっと落ち込んでたら慰めてあげる予定だったのに。負けたなら負けたらしく泣いてよね」
ライム「ふふ、泣いて勝ちに繋がるならいくらでも泣いてあげますよ。でも、そうじゃないでしょう?」
パピヨン「…………強すぎでしょ。ほんと」
ただただ圧倒される。このウマ娘は――ステラライム、ほんと……。
パピヨン「じゃ、また今度。次戦う時は黒星をもう一つ増やしてもらうから覚悟しといてね〜?」
ライム「――ええ、期待して待っていますよ。パピヨンさん」
――プツん、と電話が切れる。全く怖いウマ娘。ちょっと声が震えてたくせに、あんなこと言っちゃって。あーあ、まあ気持ちは分かるけど。
パピヨン「…………ま、安心だねとりあえず」
もしこれで本当に落ち込んで、うじうじしてたら――アタシどうしてたんだろ。アタシが言えたことじゃないのにね、同族嫌悪って奴?めっちゃイライラしてたかも。
あーあ、まあとりあえず良し!もうちょっと走って、部屋に戻ろーっと。
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