728: ◆OX0aJKbZO.0H[saga]
2024/06/24(月) 22:48:18.46 ID:9zd8qTaz0
落ち着いたのでやりまーす。これだけかも。
★
9月前半。
『……もう少し近くに来てくれないか』
パピヨン「べ、別にいいでしょこの距離でも。アタシは今この距離が良いの!」
次のレースの話をするためにパピヨンをトレーナー室へ呼び出したのだが、パピヨンが何故だが自分を警戒して全然近くに来てくれない。部屋の隅っこの方で、あの日水族館で購入したペンギンのぬいぐるみを抱きかかえながら睨みつけてくる。
……ま、また何かやってしまったか?まだあの時の注意が引いているか?はぁ……どうしたものか。
『……取り合えず話を始めるぞ。聞こえなかったらちゃんと近くに来てくれよ』
パピヨン「うるさーい!ばかばかばかばか!」
それになんだか妙に子供っぽいな……まあでも普段もこんな感じか?
『次走についてだが――』
エルムステークス、1700mをしっかりと走り切り一着を取ったパピヨン――夏の合宿を得て、しっかりとスタミナをつけた。これなら後はスタミナを維持しつつ走力を鍛えていくだけ。
――いや、話しはそう単純ではないが。今はとにかく、資格を得た――そう思うことにしよう。
(――短距離でG2東京盃、G1JBCスプリント、マイルならチャンピオンズカップ……いや)
パピヨンなら――もっと高みを目指せるんじゃないか。国内だけじゃない、海を越えて――そう考えてしまう。
『……』
パピヨン「ちょ、ちょっとなに。そんな見つめて……み、見つめないで!キモ!キモキモキモ!」
トレーナーとして。【貴方】は――。
次走は:安価下1〜3
1 10月前半、1200mG2東京盃(VSブラックマンティス)
2 11月前半、1200mG1JBCスプリント
3 12月前半、1800mG1チャンピオンズカップ(VSステラライム?)
4 世界へ視野を向けて。
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