68: ◆OX0aJKbZO.0H[saga]
2024/03/06(水) 00:12:07.30 ID:/6Ym0qmR0
パピヨン「――やぁあああああああ!!!」
――ダートコースを一気に駆ける。この瞬発力は確かに彼女の武器で、これを鍛えればきっとメイクデビュー、いや重賞レースでも通用するだろうことが分かった……が。
パピヨン「ぁああああぁあ……」
へろへろへろ……と、勢いが落ちてゴールを通過する前に殆どその勢いはなくなってしまった。
――短距離であれば持つかもしれないが、ダートの短距離レースは少ない。基本的にはマイルや中距離が主で、短距離だけに絞るとなるとあまりレースには出られないかもしれない。
だからこそ、マイルでも走れるよう体力を付ける必要がある。【貴方】は改めて再認識する。
『お疲れ、少し休憩しよう』
パピヨン「ふぇ〜……お兄さん!疲れた!走るのは楽しいけど、疲れた!」
【貴方】の手からドリンクを奪い取り、飲み始める。確かにパピヨンの走りを確認するために数回走らせたが、まさかもう飽きが来たか……。
『キミの走りが見たいんだ。キミをよく知らないと、どんなトレーニングが良いかとか、アドバイスが出来ないだろう?』
パピヨン「アタシは兎に角走れればいいの!アドバイスとか別にいーらーなーいー!この加虐趣味!」
『……』
……まだ【貴方】は新米トレーナーだ。こういった場合どうすればいいのか、教本の内容を思い出してみる……やる気を引き出すために……。
しかし、中々彼女の気分を引き出すのは難しそうだ。ならば……。
【貴方】は……:安価直下
1 ……プールに行こうか(スタミナトレーニング)
2 併走トレーニングでもしてみようか(他キャラと絡み)
3 ……今日頑張ってトレーニングしてくれたらなんでもするよ(?)
1002Res/560.61 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20