59: ◆OX0aJKbZO.0H[saga]
2024/03/05(火) 22:04:07.12 ID:reyywJmq0
パピヨン「あ、フラワーじゃーん! やっほー、どしたのこんなところまで来て」
フラワー「パピヨンちゃん、さっき先生が呼んでたよ?なんか、提出物が……みたいな?」
パピヨン「げ。あのせんせー後で提出するって言ったのに……アタシにはアタシのペースがあるのに――あ、この子ニシノフラワーね。アタシの幼馴染」
フラワー「あっ!は、初めましてパピヨンちゃんのトレーナーさん!ニシノフラワーって言います!」
ぺこりと頭を下げてとても丁寧なあいさつをする彼女に釣られて、こちらも丁寧に頭を下げて自己紹介をする。
パピヨン「フラワーはねー、アタシより年下なのにすっごいんだよー?なんてったって飛び級!飛び級だよ飛び級!凄いでしょ!」
フラワー「そ、そんな凄くないって。恥ずかしいよ……」
顔を赤くしながらわちゃわちゃとパピヨンの口を塞ごうとする、ニシノフラワー……飛び級なんて制度があったのかと思ってしまうが。確かに、そういうオーラのようなものを感じないことも……ない。
……それにしても幼馴染。先ほどのダイワスカーレットの話と言い、パピヨンは結構仲が良い子が多いのかもしれない。
【貴方】はそれに胸をなでおろす。良かった、クラスで孤立する担当ウマ娘は居なかったんだ……と。
パピヨン「……あ、絶対今変なこと考えてる。ほら、早く行こフラワー!じゃーねーお兄さん!冷蔵庫補充しておいてよ〜?」
フラワー「し、失礼しました!パピヨンちゃんのトレーナーさん!」
……浸っていたら行ってしまった。まあ、今日は軽い打ち合わせだけで、明日からトレーニングだから良いのだが……。
『……取り合えずスーパーに行くか』
ワガママな担当のお願いを無視したら、なんだか嫌なことが起きる気がする。
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