508: ◆OX0aJKbZO.0H[saga]
2024/05/05(日) 23:26:18.81 ID:+9m/08ls0
『……水着、似合ってるな』
パピヨン「!!!」
彼女の顔が、一気にぱあっと明るくなる。
パピヨン「っ!で、でしょ〜!?この水着、折角お兄さんの為に――ぁ、いや、ちがっ…………も、もう!ほんとお兄さんってば変態なんだから!」
アタシの水着姿で鼻の下伸ばして、にやにやしちゃって!まあでも、お兄さんだししょうがないよね!と、なんだか早口でまくし立ててくる。
パピヨン「ぷ、ぷぷぷ!あー、良かった……じゃない!ほらもうおしまい!アタシの水着姿なんて他の人じゃ中々見れないんだからね!?ほら出て行って!出てって!
『……え、ちょ。押すなって……!』
顔が真っ赤なパピヨンに押され、部屋から追い出されてしまう。
……水着が似合ってると思ったのは、本当なんだけど。どうして……。
パピヨン「……〜〜っ!ぅ〜……!!!」
――【貴方】をトレーナー室から追い出した後、嬉しそうにガッツポーズを小さくするパピヨンの姿がそこにはあった。
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