502: ◆OX0aJKbZO.0H[saga]
2024/05/05(日) 21:22:25.03 ID:+9m/08ls0
シルフィー「秋華賞のトライアルレース、紫苑ステークス。次はそこに出走するつもりです」
春、私は桜花賞で惨敗し――そしてオークスで見事勝利した。だから次は秋華賞を目指す。
私の夢、トリプルティアラ。最初の一歩でそれが無くなったとき、私は――酷く酷く落ち込んで、このままじゃオークスも駄目だと出走すら諦めそうになって、それで……トレーナーさんは……。
シルフィー「オークス、そして秋華賞を勝って二冠バに。それが今の私の目標で、夢ですから」
マンティ「す、凄いですね……シルフィーさん。私も頑張らないと……」
シルフィー「……はい、マンティさんなら勝てますよJBCスプリント。でも、その……同室のパピヨンさんも、ダートを走るのでもしかしたらマンティさんだけを応援、とは出来ないかもしれません」
マンティ「ぁ、え……!?パ、パピヨンさんが同室なんですか……?ご、ごめんなさい!そ、そんな、気まずかったですよね……!」
シルフィー「い、いえいえいえ!そんな謝らなくても……!あ、ほ、ほらそういえば新しいお茶菓子を用意してるんです!食べましょう食べましょう!」
マンティ「へ?ぁ、は、はい……!」
――こうして、私とマンティさんのティーパーティーは終わった。
私はティアラ路線、マンティさんはダートを。きっと一緒のレースで走ることはないかもしれないけど――こうやって、趣味を通じてお喋りが出来るのは、なんだかとっても楽しいし、心地いい。ですね。
……さて!私も、秋華賞――その前の紫苑ステークスに向けて頑張らないと!
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