460: ◆OX0aJKbZO.0H[saga]
2024/04/30(火) 01:05:29.72 ID:dsRGtLN30
パピヨン「――っ!」
――ほぼ揃った出だし、その中からスーッと前に出て行くのは7番シルヴァーパピヨン。やはりのこのウマ娘が先頭を走ります。
スタートダッシュは完璧。後ろからは、事前に知っていた3番と11番、そして12番のステラライム。
うん、分かる。大丈夫、アタシはちゃんと走れてる、なんなら今までで一番――調子が良い!
――7番シルヴァーパピヨン、どんどん前へ行く。その後を追うように、3番と11番、そして一番人気12番ステラライム。
――しかしどうでしょうか、少しかかり気味かもしれません。
パピヨン「はぁ、はぁ、はぁ……!」
コーナーを曲がり、向こう正面。まだ全然余裕!もっと、もっと走って!どんどんどんどん前に進んで――!
このまま逃げ切る!そして、今度こそ、アタシは、アタシは――!
パピヨン「はっ、ははっ、ははははっ――!」
――シルヴァーパピヨン独走!これはこのまま逃げ切るか!?四バ身、五バ身離れて、11番、8番、3番……中断には……。
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