430: ◆OX0aJKbZO.0H[saga]
2024/04/23(火) 00:23:49.26 ID:9fDlIuE/0
パピヨン「うわ、うわうわうわうわ!うーわー!それセクハラ!?お兄さんそういうことする人!?」
『いや、前々から思ってたが……全体的に肉付きが』
パピヨン「きも!お兄さんきも〜い!そんなんだから彼女も出来ないんだよ〜!?」
――なんで自分はここまで言われなくちゃいけないんだ。
『なあパピヨン、前のバレンタインの時に味見で沢山チョコを食べたりしてたよな?それ以外にも今みたいに寝っ転がりながらお菓子を食べたり……』
ちょくちょくお菓子を補充はしているが、最近はその消費量もどんどん増えていっているように思える。
パピヨン「むぐっ……べ、別にーじゃん。ちゃんと走ってるし、体重とかも――」
『増えてないのか?』
パピヨン「…………変わってないですけど〜?」
……ちょっとかまをかけてみるか。
『――トレーニング中に見えるお腹と結構ぷにっとしてるよな。キミ』
パピヨン「――はぁ!?!?!??!?」
さっきまで寝そべっていたパピヨンが、大きな声と共に起き上がる。
パピヨン「は、いや!お腹って――なんでバレ……!?この、変態!担当のお腹見るとかキモ!キモキモキモ!変態変態変態!」
『………ダイエットするか』
パピヨン「やだやだやだ!ダイエットとかやりたくない!別に脚が遅くなったりしてないでしょ!?それにアタシちょっと痩せ気味だったし!」
『確かにキミは軽い方だが――太り気味はトレーニングにもレースにも支障が出るからなぁ』
パピヨン「う"〜……じゃあちょっとお菓子食べるの我慢するから!もうそれで良いでしょ!?」
『……それだけで痩せれるとは思わないがなぁ』
――次のレースまでもうそろそろ。これは早急に対応をしなくては。
1002Res/560.61 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20