314: ◆OX0aJKbZO.0H[saga]
2024/03/27(水) 16:50:40.08 ID:YUP9f6/q0
ライム「――はい、ありがとうございます。今後もトレーナーさんと共に研鑽を積み、頑張っていきます!」
小さなテレビで【貴方】とパピヨンは、ステラライムのインタビューを見ていた。
『……凄いな、彼女』
パピヨン「ねー、もう今の時期のダートの新星?期待の新顔?みたいな」
その番組はダートで活躍中の彼女にフォーカスしたものだった。トレーニング風景や、レースにかける思い。質疑応答などなど……。
パピヨン「てか、ライムがこれならアタシにもちょっとは取材が来てもいいんじゃないの?」
『キミが来る取材全部いつもの調子で煽ったりバカにしたりで追い返すからだろう……』
メイクデビューの時のような走り終わった後に観客をバカにする、みたいなことはあまりなくなったが。それでも彼女は変わっていない。グイグイ来るインタビュー取材には、色々と好き勝手言って門前払い。
……そのせいで最近は雑誌に記事が書かれても、なんだか問題児とか気性難とか、態度や性格云々みたいなそんな悪い記事が書かれがちだ。
『キミがそういうの気にしないというから放置はしているが、本当にいいのか?』
パピヨン「良いの良いの〜、アタシはそういうもんだから〜」
何て、言いながら欠伸。
……まあ、本当にまずそうな一定のラインを超えた記事だけはこちら側で処理はしているが。まあ……。
記者「――それで、次走についてですが」
ライム「次走については――」
次走:コンマ直下
1〜5 マリーン
6〜9 ユニコーン
0 ――短距離!?
1002Res/560.61 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20