296: ◆OX0aJKbZO.0H[saga]
2024/03/24(日) 19:34:33.93 ID:ktj7gsI90
パピヨン「――ぷぷ、お兄さんもしかして〜……クリスマスなのに一人ぼっち〜?」
トレーナー室の扉が開かれて、そこからパピヨンが顔だけ覗かせてこっちを見ている。
『ぱ、パピヨン?』
パピヨン「寂しそ〜なお兄さんの為に〜……じゃーん!パピヨンサンタさんで〜す!」
ニヤニヤと笑うパピヨンは、そう言いながらぴょん。とトレーナー室に入ると……なんと。
『どうしたんだ、その服』
――サンタさんだった。可愛らしい赤と白を基調とした、ウマ娘サンタさんの衣装。
パピヨン「ぷぷ、お兄さんにはちょ〜っと刺激が強かったかな〜?でも、ほらほら?嬉しいでしょ〜?」
この前ショッピングモールに遊びに行ったら売ってたんだ〜。アタシに似合いそうだったから思わず買っちゃったの。と、彼女は当然のように言って。
……そしてパピヨンは【貴方】の隣にピッタリとくっ付いた。
『……キミ、こういうのは良くないよ。もっと自分を――』
パピヨン「はいはい真面目なお兄さんは偉いでちゅね〜!ぷぷぷ!ほらほら、パピヨンサンタさんに、何か欲しいものとかないんでちゅか〜?」
なんだか今日のパピヨンはいつにもまして勢いがあるな。とかなんとか思う。
【貴方】は考える。ここで欲しいものを素直に言っても良いものか。しかし、何を頑張っても揶揄われる未来は変わらないような――。
『……欲しいもの、か』
パピヨンサンタさんに――:安価直下
1 欲しいものが、ある。
2 実はこっちからもプレゼントがあるんだ。
3 ……最近ちょっと舐められすぎてないか?
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