169: ◆OX0aJKbZO.0H
2024/03/11(月) 00:00:41.24 ID:s8E5ixYx0
パピヨン「走る!」
『即答だな、キミは』
ステラライムとの模擬レースを走るかどうか、本人に聞きに行ったが……即答であった。しかし、【貴方】は当然かと思った。
――走るか、走らないか。この二択があるなら……彼女は走る。
パピヨン「アタシがマイル距離を走れるかどうか不安なんでしょあのトレーナーは?ま、そういうのアタシどうでもいいけど、なんかムカつくし〜?」
『ムカつくって……』
パピヨン「だってそうでしょ〜?しっかり走って、しっかり勝ってくるよ、お兄さん?」
『……分かった、なら作戦なんだが――』
パピヨン「あーあー作戦とか知らない!お兄さん、そんなトレーナーみたいなことしないでよ。頭の中に作戦とかあったら、アタシ楽しく走れないから」
『トレーナー何だがな、自分は……しかし、まあ。キミがそういうなら、何も言わないよ』
――好きなように走って、逃げ切っておいで。あとのことはレースが終わってから考えよう。
パピヨン「……ぷぷ、分かってるじゃん。お兄さん」
1002Res/560.61 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20