139: ◆OX0aJKbZO.0H
2024/03/09(土) 21:04:03.48 ID:aNta1IfC0
パピヨン「あー、疲れた〜……お兄さんジュース!」
『はいはい』
トレーナールームのソファに倒れたパピヨンの手に、冷えたニンジンジュース入りのコップを手渡す。勿論ストローを差して。
パピヨン「ん、よろしい」
ちゅーちゅー飲み始めるパピヨン。そして【貴方】その話を始める。
『……実は今日はキミにしてあげたいことがあるんだ』
パピヨン「……え、なになに〜?もしかしてエッチなこと?きゃ〜!お兄さんにセクハラされちゃう〜!」
スマホを見ながら、いつものように笑うパピヨン。その態度はいつも通りなので【貴方】は気にせず続ける。
『嫌なら言ってほしい。今からキミの尻尾を手入れさせてほしいんだ』
パピヨン「へー、尻尾の手入れ?良いじゃん良いじゃん、アタシ実はちょーっとそっちにはこだわりが――――」
彼女の言葉が、止まった。手に持っていたスマホが、ぽとりと体に落ちる。
【貴方】を見つめ固まってしまったパピヨン。
パピヨン「…………は?」
『だから、尻尾の手入れをさせて欲しいんだ。不快だったら言ってくれ』
1002Res/560.61 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20