855: ◆UEqqBEVZVY[saga]
2024/08/14(水) 02:03:29.51 ID:au2Gzgwu0
それから一行は眠ることにした
かまくらの中は温かく、
極北とは思えないほど暖かかった
どこからか差し込んだ月光が、
かまくらの雪に反射して薄明かりの中で眠るのだ
856: ◆UEqqBEVZVY[saga]
2024/08/14(水) 02:13:54.63 ID:au2Gzgwu0
ベッドがなく、
敷き布団で眠るタイプの宿だったため、
寝相の悪いものはいつにもまして凄まじい体勢になっていた
857: ◆UEqqBEVZVY[saga]
2024/08/14(水) 02:15:31.71 ID:au2Gzgwu0
本日はここまでです
ありがとうございました
858: ◆UEqqBEVZVY[saga]
2024/08/14(水) 19:44:07.33 ID:au2Gzgwu0
怪盗はばつが悪そうに目覚める
中華「……なんか、もっとヤバいやついるよ?」
859: ◆UEqqBEVZVY[saga]
2024/08/15(木) 03:59:42.78 ID:qmAj7gzV0
朝っぱらから大声を出すわけにもいかず、
炎魔をどうにか起こすのにはみな苦労した
ぶりっ子「ほら、行きますよ」
860: ◆UEqqBEVZVY[saga]
2024/08/15(木) 04:02:16.90 ID:qmAj7gzV0
基地の外周に沿って歩いていると、
遠くに小屋が見えた
いくら小屋といっても、
極寒の気候ではそれなりの小綺麗さがなければまともに住めはしないと一行は考えていた
861: ◆UEqqBEVZVY[saga]
2024/08/15(木) 04:08:42.17 ID:qmAj7gzV0
本日はここまでです
ありがとうございました
862:名無しNIPPER[saga]
2024/08/15(木) 18:40:33.57 ID:etbRM4lWO
男「誰かいますかー?」
外から小屋に呼び掛けても返答はない
扉をノックしても、反応はない
863:名無しNIPPER[sage]
2024/08/15(木) 21:06:10.51 ID:UPJEiW0DO
シロクマの獣人
864: ◆UEqqBEVZVY[saga]
2024/08/16(金) 02:54:23.76 ID:tGsZMJIg0
そこにいたのは、まさしく雄大なる極北を象徴するかのような巨体
純白の体毛に全身を覆った彼は、
シロクマの獣人であった
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