モナカ「安価とコンマで恋のQPをやるの〜♪」
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782: ◆DWp3lSnh.v3L[saga]
2024/02/17(土) 20:30:48.21 ID:n6H4kuea0

モナカ「取りあえずこっちの味方になってくれそうな葉隠お兄ちゃんのお母さんと、西園寺お姉ちゃんのお母さんとお婆さんを会わせるの。親同士が仲良くなれれば、上手く行く可能性がグーンと上がるの」

新月「でもその場の雰囲気が……。ああ! それをモナカちゃんの魔法でサポートしようって事だね!!」

西園寺「将を得んとすればなんとやらって事だね! うん、良いんじゃないかな!! さっそく康広のお母さんにも連絡して、家の本家にまで来て貰おう!! 大丈夫、夏春都さんは兎も角、お母さんとお婆ちゃんはそう無碍な対応はしないはずだよ!!」

モナカ「そうと決まれば作戦を練るの! まずは…………」


〜〜〜数週間後・西園寺家・本家〜〜〜


葉隠浩子「はえ〜……初めて来たけど、デッカい家だねぇ……。今でも京都を牛耳る力を持ってるってのは伊達じゃ無さそうだ」

お手伝いさん「葉隠浩子様ですね? 現御当主である西園寺○○様(お婆さん)と西園寺○○様がお待ちです。どうぞこちらへ──」

葉隠浩子「あー、そう畏まらないでくれねぇべか? 私はウチの息子とひよ子ちゃんの交際と結婚を認めて欲しいだけなんだからさ」

お手伝いさん「それを反対しているのが、ひよこ様のお母様なのです。……どうぞ──」


〜〜〜西園寺家・和室〜〜〜


西園寺母「……遠路はるばる、ようこそいらっしゃいました。ただいまお茶と茶菓子の準備をさせて頂きますので──」

葉隠浩子「あ〜、ありがたいんだけんどもさ、私はさっさと本題に入りてぇんだ。……ズバリ、あの子とひよ子ちゃんの交際と結婚を認めて欲しいんだべ」

西園寺母「申し訳ありませんが、許容出来ません。貴方のご子息の経歴については、失礼ながら調べさせて頂きました。……どんな事でも3割の確率で当たる『超高校級の占い師』という才能は素晴らしいと思いますが、素行があまりにもよろしくないです。詐欺紛いの事まで働いて、名家のお嬢様を騙そうとした事まであるとか」

葉隠浩子「ん〜、ま。その辺りはアイツの悪行として認める他ねぇベな。けどあいつもあいつで色々と苦労したんだべ……。その責任は、親である私とあの馬鹿にもあるんだよ」

西園寺祖母「その話はじっくりと致しましょうではありませんか。なにせ、お互いに話す事は沢山あるでしょうから」

葉隠浩子(うっわ、トンデモねぇ覇気と清廉さを併せ持った婆さんが出て来たべ……。この人が現西園寺家の当主──京都全体を牛耳るだけの権力を持つ人物だべか。んー、交渉上手く行くかなぁ……)


〜〜〜〜〜〜


新月「モナカちゃん、様子はどう?」

モナカ「たった今話し合いが始まりそうってとこなの。それにしても西園寺お姉ちゃんのお婆さん凄いの……下手すれば『誰かに見られてる』って事ぐらいは気づきそうなの」

西園寺「ま、まぁ年老いた今でも西園寺家の当主だからね。……色んな意味で少しも油断出来ない人だよ」

葉隠「あー、ひよこっち? お前さんの気持ちは本当に嬉しいし、俺っちもお前以外の女なんて抱きたくねぇんだども……。自分で言うのもなんだが、俺っちが今までやらかしてきた悪行と素行の悪さはどうしようも──」

西園寺「それをこれから何とかするんでしょ! 大丈夫、康広なら出来るって!! ……人間、変わろうと思えば幾らでも変われるもんだって私の中の誰かが言ってる気がするし!!」

葉隠「ひよこっち……」

モナカ「おっと、そんなこんなしてる内に話し合いが始まってるの。……雰囲気は↓1(高コンマ程良い雰囲気)」



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