くーちゃん「しょくぶつさんとおはなししてたらびょういんにつれていかれました」
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361:名無しNIPPER[saga]
2024/02/17(土) 23:47:12.35 ID:KdntX8IL0
TRACK14 沼の底

くーちゃんとハナちゃんは、それからずっと、長い間会うことはありませんでした。

お互いその頃携帯電話は持ってませんでしたし、手紙を書く習慣もなかったので

繋がる手段が、なかったんです。 

くーちゃんは島での暮らしを始めました。

慣れない畑作業や、海の男の漁の手伝いをしながら

くーちゃんは毎日、大楠さんのところへ行ってました。

そして、くーちゃんは大楠さんに抱き着いて、あのトンネルの世界の奥へ進んでいました。

相変わらず暗くて大きくて、さみしくて、でもどこか居心地のよい、不思議な場所でした。



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