王馬「安価でみんなに悪戯する」春川「その2だよ」
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85: ◆DWp3lSnh.v3L[saga]
2024/01/24(水) 01:10:22.13 ID:12sbzvmp0
春川「普段からイタズラしなければモテるんだよ、アンタは」
王馬「それはオレの大切なアイデンティティーだから譲れないかなぁ?」
春川「普段はイタズラ小僧なのにこうゆう時はカッコイイ所を見せるからズルいって言ってるの」
王馬「……そ、そりゃあこういう時に男が格好付けなくて何時カッコつけるんだって話しだし……」
春川「……私の為?」
王馬「(顔を紅くしながらゆっくりと頷く)」
春川「……ずっとず疑問に思ってたんだけどさ、なんでアンタは私を好きになったの? 何で私の為にそこまでしてくれるの?」
王馬「……最初は、面白そうな悪戯対象としてしか見てなかったよ。……でも、春川ちゃんが隠してる「真実」を知って、その過去を知って『この女の子は世界一幸せになるべきだ』って思ったんだ」
春川「……そっか、アンタ私の秘密知ってたんだ」
王馬「……隠してて本当にゴメン。春川ちゃんには二回も情けない所を見せちゃってるからもう全部言っちゃうけど、絶対に同情なんかじゃ無いよ。不器用だけど、根はとても優しくて。無愛想だけど、時々見せる花が咲いたような笑顔がとても魅力的で……。あとは、その……え、遠慮無く甘えさせてくれる母性的な所も好きだし、ちゃんと女の子してて恥ずかしがったり嬉しがったりする表情も好きだ。……だから、その……」
春川「私の中の色んな物を、必死に取り除いてくれようとしてたって訳か。もしかして最近『依頼』が来なくなったのも──」
王馬「……オレが出来る最大限の根回しや妨害が関わってたら嬉しいなってぐらい。どれだけ効果があったかはオレでも分からない」
春川「……ねぇ、王馬」
王馬「……何?」
春川「私になら、何度情けない所を見せても良いよ? 何度甘えても良いんだよ。 ……けど、他にもちゃんと友達を作ること。何でもかんでも一人で抱え込んでやろうとすると、それこそ私や、妹達の事になった時の天海や赤松みたいになっちゃうからさ」
王馬「うん……。気をつける。──さて、最後は↓1に行くよ!!」
それでは今回はここまで。それではまた明日、3時から6時の間にもにお会いしましょう。
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