デジタルモンスター研究報告会 season2 エピローグ
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63: ◆VLsOpQtFCs[saga]
2024/01/31(水) 21:04:41.41 ID:v/XkhZoNo
サラマンダモンだった頃のサラは、人間の言葉を理解することはできるが、自ら文章を考えてチャットで意思表示をすることはできなかった。

脳の言語野の発達が、自ら文章を生成できるほどまでに発達していなかったからだ。

だが、チャットで対話できるワームモンとジョグレスしたことで、二体の人格と知能が混ざり合い、デジタマモンはチャットを使えるようになったようだ。

…デジタマモンは、チャットで文章を打ち出した。

『かみき いっしょに いたい』

「…ケン、クルエ。デジタマモンはこう言っているが…」

神木さんがそう言うと、クルエは頷いた。
「…いいよ、デジタマモン。ここのオタマモン達…あなたの子供達と、そして神木さんと。しばらく一緒にいていいよ」

『ありがとう クルエ ブイモンや カリアゲのとこに またもどるよ あとで』

…今ここにいるデジタマモンは、サラであり…
そして同時に、我々の拠点フローティア島でブイモンやカリアゲとデジクロスの特訓をし続けたワームモンでもあるのだ。

デジタマモンは、カンナギ・エンタープライズ・ジャパンのビオトープへと入り込んだ。

そして、サラの子供達である赤オタマモン達とともに、温泉を模した風呂に入った。

『なつかしい おちつく』

「…温泉卵みたいだね」

言っちゃったよ!


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